トラブルシューティング
2024.09.05
USBデバイスが認識されないとき
先日、お客様から「USBデバイスが突然認識されなくなってしまった」という相談を受けました。USBメモリを挿してもPCが反応しなくなり、仕事のデータが取り出せないとのことで、非常に困っている様子でした。この問題は様々な原因がある可能性が高いです。
原因を探る
まず最初に、物理的な接続やUSBポート自体に問題がないかを確認します。
USBデバイスが他のPCでは認識される場合や、デバイスマネージャーで状態を確認する必要があります。
USBデバイスがPCの電源管理設定によって、電源がオフになってしまうこともあります。
お客様のPCやUSBデバイスに特に異常が見つからなかった場合、システムやBIOSのバージョンが古いことが原因で、デバイスが認識されない可能性があります。
対処方法について
1. 別のUSBポートを試す
- 同じPCに複数のUSBポートがある場合、まずは別のポートにUSBデバイスを接続してみます。これにより、特定のポートの故障かどうかを判断できます。お客様は別のポートに接続してもやはり認識されなかったので別の問題の可能性が高くなりました。
2. 他のデバイスで確認
- 次に、お客様に他のPCやデバイス(例えば別のパソコンやラップトップ)にUSBメモリを接続して、認識されるかどうかを確認しました。別のPCでも認識されない場合、USBデバイス自体に問題がある可能性が高いです。結果として、他のPCでも認識されなかったため、USBデバイスの故障の可能性が高くなりました。
1. デバイスマネージャーを開く
- お客様に「スタートメニュー」から「デバイスマネージャー」を開いて、**「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」**の項目で、問題が表示されていないか確認しました。黄色い警告マークが表示されているデバイスがあれば、それが原因でUSBデバイスが認識されていない可能性があります。
2. ドライバーの更新
- 問題がある場合、デバイスを右クリックして「ドライバーの更新」をします。これにより、最新のドライバをインストールすることで認識される可能性があります。
3. USBデバイスの再インストール
- デバイスマネージャーで問題が見つからなかった場合でも、一度USBデバイスを「アンインストール」して、再度接続することでPCがデバイスを再認識することがあります。
1. 電源管理オプションの確認
- デバイスマネージャーのUSBルートハブの「プロパティ」を開き、「電源管理」タブで「電力の節約のためにコンピューターがこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外すようにしました。PCが自動的にUSBデバイスの電源をオフにしないように設定できます。
1. Windows Updateの確認
- Windows Updateが最新かどうか確認しました。OSのアップデートにより、USBデバイスとの互換性が改善されることがあるため、常に最新のアップデートを適用しておくことが重要です。
2. BIOSのアップデート
- 特定のUSBデバイスがどうしても認識されない場合、BIOSのバージョンが古いことが原因である場合もあります。PCのメーカーサイトからBIOSの更新情報を確認しました。
USBデバイスがウイルスやマルウェアに感染している場合、認識されなくなることもあります。USBデバイスをPCに接続した状態で、ウイルス対策ソフトを使用してフルスキャンを行いました。幸い、ウイルス感染は見つかりませんでしたが、この手順も重要な確認ポイントです。
結果
最終的に、お客様のUSBメモリは別のPCでも認識されず、他の解決策を試しても回復しなかったため、USBメモリ自体が故障している可能性が高いと判断しました。お客様には、データ復旧サービスに依頼するか、新しいUSBメモリを購入するように勧めました。
まとめ
USBデバイスが認識されない問題は、物理的な接続やソフトウェア設定、ドライバの問題など、さまざまな要因が絡んでいます。今回は、デバイス自体の故障が原因でしたが、問題が発生した際には、まずは基本的なチェックから始めて、デバイスマネージャーや電源設定などの確認が必要です。